こんにちは。マクドナルドのコーヒーとフライドポテトの組み合わせは最高だと思っているめでぃすけ(@Medisuke_tw)です。
突然ですが皆さん、眠い時どんな対策をしていますか?
寝不足で挑む勉強や授業、仕事や会議はどう乗り切りますか?
叫ぶ?
自分の顔を叩く?
自分の手に鉛筆を刺す?
メンタームを目に塗る?
いっその事、諦めて寝る?
多くの人はコーヒーや栄養ドリンクを摂ったりしますよねっ!!!
色々だと思います。
しかし、飲み物の種類が違くとも共通してカフェインが入っているものを選んでいると思います。
そこで今回は、
知って得する!実はあまり知られていない、カフェインランキング!とその世界!の話です。
ようこそ、カフェインの世界へ

カフェインの語源
コーヒー(coffee)の中から発見されたのでカフェイン(caffeine,coffein)と名付けられました。『カフェにイン』と覚えましょう。※カフェインのインは『中に』という前置詞の『in』由来ではありません。
カフェインの種類
医薬品や食品の成分として、カフェイン・無水カフェイン・安息香酸ナトリウムカフェインといくつかカフェインの表記がありますが、カフェインとしての作用や効果は同じものと考えてオッケイ!
安息香酸ナトリウムカフェインは、水に溶けやすくしたもです。安息香酸ナトリウム(安息香酸Na)は主に清涼飲料水などの保存料として使われているのでチェックしてみてね!
カフェインの効果効能
●まずは、めでぃすけのメモ用
- 心拍の上昇(強心作用)
- 利尿作用(腎血管拡張+強心作用の2次的作用)
- 末梢血管拡張
- 頭痛の改善(脳血管収縮)◀やや多量で血管運動中枢興奮
- 眠気・疲労感消失(ドパミン作用)◀少量で大脳皮質興奮
- 気管支拡張作用
★脳では血管収縮で、末梢では血管拡張ね!
●医薬品としては、
【効果・効能】眠気・倦怠感・血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛、高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛など)
市販の風邪薬や解熱鎮痛剤などに入っているカフェインも頭痛に対して入っています。なんとなく副作用の眠気対策にも良さそうですけどね。
しかし、ドラックストアとかで接客された時、
「副作用対策でカフェイン入っているんですよ!」
とだけ、真面目に言っている店員がいたら、「ん?」っと思ってください。こいつ大丈夫か?と。思うだけですよ〜
●副作用も色々ありますが、胃酸の分泌を促進するので空腹時は胃の不快感がでたり、胃潰瘍の方は慎重投与なので注意が必要です。心臓が弱い人も注意!利尿作用があるので、トイレも注意ですね。
●栄養ドリンク・エナジードリンクなどにも、眠気・倦怠感などに効くようカフェインが入ってますが、ドーピング的な効果で身体能力が少し(約1〜2%)あがるみたいです。「注意力・集中力の向上(75mg以上摂取)」や「持久運動 パフォーマンスの向上(運動1時間前に3mg/kg体重摂取)」、「持久運動時の主観的労作の軽減(同4mg/kg体重)」は ヨーロッパでは科学的根拠が十分にあると見なされ、ヘルスクレーム(食品での機能性表示)が認められているみたい。
2004年に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は禁止薬物リストからカフェインを除外しましたが、最近また禁止薬物リストに加わるんじゃないかという噂も出ています。
カフェインランキング

食品の成分なんで、全てに当てはまる正確なデータとはいえないですが、ドラックストア時代に収集したいろんなデータを参考に自分なりに作った物です。大きくはずれてないはずなので、参考程度に。
| ランク | 名称 | カフェイン量 | カフェイン量/100ml |
|---|---|---|---|
| 1 | 玉露 | 240mg/150ml | 160mg |
| 2 | 眠気防止カフェイン製剤(一般用医薬品) | MAX 200mg/回(液体・錠剤など) ※ハイエナル”88”内容液は例外 | 用法用量・規格が様々 |
| 3 | 缶コーヒー | 74〜167mg/本(185mg) | 40〜90mg |
| 4 | 眠眠打破〜激強打破 | 120〜150mg/50ml/本 | 240〜300mg |
| 5 | モンスターエナジー(日本版) | 142mg/355ml | 40mg |
| 6 | コーヒー | 90mg/150ml | 60mg |
| 7 | ヘルシア緑茶 | 80mg/350ml/本 | 23mg |
| 8 | 栄養ドリンク | 50mg/本 | 用法用量的に1日1本 |
| 9 | 紅茶 | 45mg/150ml | 30mg |
| 10 | コカ・コーラ | 35mg/350ml | 10mg |
| 11 | 煎茶・烏龍茶・ほうじ茶 | 30mg/150ml | 20mg |
| 12 | 総合感冒薬 | 25mg/回(成人) | 用法用量・規格が様々 |
| 13 | 番茶・玄米茶 | 15mg/150ml | 10mg |
| 14 | 明治ミルクチョコレート(1枚50g) |
約15mg/50g |
補足
お茶
お茶の高級品、玉露が第一位ですね。しかし、お茶系はお茶に含まれるカフェインがタンニンと結びつくためにその効果が抑制されることから、コーヒーのような興奮作用は弱く緩やかに作用するみたいです。
水出し緑茶だど、カフェイン量は抑えられ、逆にリラックス効果のある旨味成分『テアニン』が増えるので、寝る前にもオススメです。(これは意外!)
医薬品
市販の眠気防止薬は、商品によって1回量・1日最大量が決まっているので注意してほしい。1回のカフェイン量が最大の200mgのものでも、1日2回までとか。逆に、1回のカフェインの量は他と変わらないが、1日最大量が500mgと高用量の物もある。
医療用の無水カフェインは、通常成人1回0.1g~0.3gを1日2〜3回服用できるということで、1日200mg〜900mgまで服用可能です。
エナジードリンク
エナジードリンクは海外のものを合わせると、375mg/473ml(1本)とかあるんですよ!日本じゃ医薬品レベルじゃん!そりゃ死者もでるわっ!ここでは日本のエナジードリンクでカフェインが最も多くて、名前も有名な(Medisuke調べ)モンスターエナジーを載せました。平均すると、日本のエナジードリンクはカフェイン含有量1本あたり100mg前後でした。
コーヒー
私がコーヒーをよく飲むのでコーヒーだけのカフェインランキング調べました。
| ランク | 名称 | カフェイン量 | カフェイン量/100ml |
|---|---|---|---|
| 1 | エスプレッソ | 140mg/50ml | 280mg |
| 2 | ドリップ | 135mg/150ml | 90mg |
| 3 | インスタント | 68mg/150ml | 45mg |
| 4 | ココア(コーヒーっぽいから) | 45mg/150ml | 30mg |
Medisukeのオススメ!
今回は、比較的有名でどこのドラックストアにもありそうな眠気防止カフェイン製剤の中から選びました。
どうしても寝れない状況のとき(車の運転時など)は、効果が高い医薬品を選びます。その中でも、一発の効果がありそうな成分の医薬品を選ぶので、カフェイン1日最大量は考慮に入れません。1回量で効果がありそうな、睡眠防止薬を選びます。
●そして、なるべく早く効いて欲しいときは液体タイプを選びます。
それが、こちら↓
ドラックストアにもあるよ!
商品名:エスタロンモカ内服液
参考価格:950円
成分:1瓶(30mL)中
カフェイン水和物150mg、チアミン塩化物塩酸塩10mg、ピリドキシン塩酸塩5mg、グリセロリン酸カルシウム20mg、ニコチン酸アミド15mg、タウリン1,000mg
カフェイン量は150mgとまずまず。ここに、チアミン(ビタミンB1)・タウリンが入っているところと、コーヒー風味という甘いコーヒーに寄せている味が、飲みやすさの中にも違和感と刺激をくれるので、眠気が緩和されます。
実際、高い栄養ドリンクやカフェインの錠剤よりこれが、私には一番効果があったので、常に車に1本は入っています。
●錠剤だったら、コレ↓
ハピコムのものでも同じものだよ!
商品名:エスタロンモカ12
参考価格:518円
成分:2錠中
無水カフェイン200mg、チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)5mg、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)5mg、シアノコバラミン(ビタミンB12)7.5μg
1回200mgのカフェインはGOOD!携帯にも便利!各種ビタミンも含まれていてオススメ!疲労回復・予防に良いビタミンB1が入ってる珍しいタイプ。
●1日最大量500mg↓
これ高いよね。便利だけど・・・
商品名:トメルミン
参考価格:1166円
成分:1日服用量(3錠)中
無水カフェイン 500mg
1回分のカフェイン量166.67mg。水なしで服用でき、携帯に便利。味がメントール。錠剤よりは効き目は早い。
他にもいろんな商品があるので、試してみてください。単純に成分だけでなく、味・匂いなども眠気を防止する要因なので、自分に合ったものを探してみては?
最後に
今回カフェインだけに焦点を集めてました。医療用だとカフェインは劇薬に分類されます。みなさんの身近にあり簡単に摂取できる劇薬の成分なので、摂取するときは健康被害が出ないよう、節度ある量を心がけてくださいね。
