タンザニア(アフリカ) 現地情報(Tabisuke)

Daradara Wars ダルエスサラームの日常

投稿日:2018-01-13 更新日:

とある日のこと。

友人のタンザニアンが現地の人しかいない、現地の生活が見れるローカルな場所に連れてってくれるというのでついて行くことに。

目的地は山の向こう。

 

私達は山を超えるためダラダラ(乗り合いバス)に乗ることにした。

もう知っている人も多いと思いますが、ダラダラとは格安バスのことです。

 

ダラダラ

私達が乗ったダラダラは上の写真の物よりも、もう少し大きく入り口はもう少し狭いダラダラでした。

 

山を超えるダラダラはまだ来てなかったので、待つことに。

こちらの人は列を作る文化がないみたいで、ダラダラが止まりそうなところに人が集まっている感じ。バス停も無いのでどこに止まるかもわからない。

友人が突然こう言う。

 

タンザニアンの友人
これは、戦いになる。

 

どういうことかわからなかったが、話を聞くとどうやら、ここにいる大勢が次のダラダラに乗るから大変だということだった。

ぎゅうぎゅう詰めあるいは、乗れない人が出てくるかもしれないということ。みんな必死になって乗車しようとするから、「戦いになる」と言う意味のようだった。

私は見たことがある。ダラダラに片手だけで捕まって半身で乗車している客達の光景を。

 

めでぃすけ
立ちでも良いよ。乗れれば。最悪その次のバスでもいいし。

と私はそんな感じでしたが、

タンザニアンの友人
次はいつ来るかわからないから、絶対次のダラダラに乗らなければならない。

っと真剣な顔つきで返す友人。

少し身が引き締まった。

タンザニアンの友人
僕に任せろ!

漂う緊張感。

 

生きたニワトリを抱えている客

結構このスタイルは一般的。フィリピンでもよく見た。

実際こんな生きてるニワトリ抱えた人がダラダラで隣になっても嫌なので最初から多少緊張感はありました。

Mbeziのバスのりば

Mbeziの戦いの場所

やっとダラダラが来た。

一斉に目の色が変わるタンザニアン達。

空気が変わる。

ダラダラが見えた瞬間から戦いが始まった感じがした。

タンザニアンの友人
行くぞ!

私はただ友人を見失いたくない!その一心でついて行く。

ダラダラと並走して多くの人が移動。

止まった瞬間乗り込むため。

幸いにも私たちが居たところに、ダラダラが止まった。

しかも入り口は私の目の前。

というか、それを予想して場所移動した友人すごさ!

 

入り口が目の前に来た!ラッキーッと思った瞬間・・・

 

ダラダラと並走してきたタンザニアン達にふっ飛ばされる。

 

「ラッキー」っと言い切るまでの刹那。

恐怖と衝撃を感じました。

 

転びはしませんでしたが、ポジションは入り口から1メートルずれた。

叫ぶタンザニアン達、体を使ったポジショニング、もうもみくしゃ。

この瞬間、

「これは乗れるか乗れないかの戦いじゃない。座れるか座れないかの戦いだ!」

と思った。

 

そして、忘れていたがここで降りる人達が車内にはいるということ。

しかし、乗る側は関係なしに入ろうとする。

「無理だ!どう考えても無理だ!車内はパンパンなんだから!」

降りる人達も必死で降りてくる。

乗ろうとしている私たちの上に、ダイブしで降りてくる。

まるでライブ状態。

モッシュしている上に、ダイブしてくる。

まさにそのもの。

窓からよじ登って入る人。

それは卑怯だと邪魔をする人。

窓から出てくる人。

入る人が邪魔で出れなくなってる人。

子供を守りながら降りる女性。

子供を守りながら乗ろうとする女性。

泣き叫ぶ赤ちゃん・子供。

それを、助けようとする屈強な男性。大声で叫ぶ。

 

この世の終わに最後の脱出艇に乗り込む様。

 

その中私はというと、うまくダラダラの中には入れた。(2回はふっ飛ばされた)

私の友達は、最初からひくくらい強引に行動していたので、かなり序盤で席を確保していた。

ダラダラの中に入ると遠くから私の名前を呼ぶ声。

タンザニアンの友達
こっちだ!こっち!上を通って来い!

入ってからもまだ、降りる人がいたので中々後ろの空いた席まで行けない。

なので友達の言う「上を通って来い!」とは、人の上もしくは座席の上を通って来いという事である。

見知らぬ人の肩・頭を使ってなんとか、後ろの席までたどり着く。

全く知らないタンザニアンも協力してくれて、

「ここが空いているからここに来い!」

と、席をキープしてくれ、そこに頭から飛び込み私も席を確保することが出来た。

 

車内は、座れた者達の歓喜の声・鳴り止まない悲鳴・怒号。

車内はもういっぱいなのに、無理やり乗ってくる人達。

・・・

 

戦いは収まりバスは無事出発したが、こんなことが毎日毎回起きていると考えると、こんなところに住みたくない。二度と乗りたくないと思った。

しかし、このダラダラで行く以上は、このダラダラで帰って来なくてはいけない。

あと1回、これに乗らなきゃいけないと考えるととても恐ろしい。

この戦いで私は、膝をすりむきました。

 

ダラダラの走行中の約1時間は、終始私の肩・背中・頭の上に誰かの体・荷物が載っていて、座れたが快適ではなかった。

 

帰りのダラダラももちろん混んだが、完全に作戦勝ちした私達は、席は確保出来た。

だた、知らない子供が膝の上に来ることになった。

後日、BRTと言うしっかりしたバスの始発駅でも、タンザニアンはバスの席を取るのに必死になる光景を見た。

アフリカは争いながら、叫びながらでも席に座りたい人が多いと言うこと。

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とか言いたい30代。
約6年間のドラックストア・調剤薬局経験を通して、化粧品・雑貨・医薬品・食品・店舗マネージメント・在宅医療など、あらゆることを学んできた。すごく大変で、地獄で、ブラック感はあったがやりがいだけでやってこれた。
しかし、ついに仕事(薬剤師)から開放されて好きなことをし自由に生きたくなり、退職。もう二度と薬剤師には戻らないと決意するが・・・

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