
こんにちは。周りの結婚・出産ラッシュで気持ちの整理が追いつかないめでぃすけ(@Medisuke_tw)です。
今回は男だと一生経験することがなく、結婚してない私には、まだあまりイメージが湧かない分野。それは、
『妊娠・出産』
子供を身籠もったことがある方は、とてもよくわかる話だと思います。
妊娠をしていると婦人科をはじめ、体調を崩して病院のお世話になることが多くなる妊婦さん。
薬局・ドラックストアで働いていると、妊婦さんより多くの知識で対応しなきゃいけない場面は多々あります。
薬剤師が、「男なんでわかりません。」「経験ないのでわかりません。」では、妊婦さんも不安になりますよね。適当に何か言っても恐ろしいですし。(こんな薬剤師いらない)
んじゃ、「女になります!」「妊娠します!」「産んでみるかぁ」っていうのは無理だと思ったので、赤ちゃんが産まれるまでをイメージしてまとめました。
これは、私が新入社員(23歳)のとき編み出した、自分が妊婦だとイメージし暗示をかけて、1日かけて出産まで勉強した資料をもとにしてます。(記憶力が悪いのでいつも勉強方法は工夫しているのである)
目次
トツキトウカのストーリー

昔から、トツキトウカ(10ヶ月と10日)が妊娠期間と言われていますよね。
一般的に大体それくらいで、赤ちゃんは生まれます。
最終生理日から数えてその週を妊娠0週と考えます。
それではスタートです。
1ヶ月(0〜3週目)
おなかの中に小さな命が宿ります。しかし、まだ気づけません。
- 赤ちゃんの成長:受精卵子が子宮内膜に着床し妊娠が成立。
- 赤ちゃんの大きさ:約0.5~1cm
- ママの体の変化:精子と卵子の受精と、子宮に受精卵が到着する着床の時期。妊娠に気づかない人がほとんど。
アドバイス:赤ちゃんのために胎内環境を整えましょう。タバコ・アルコールを控え、規則正しい生活を!数億分の1の確率で出会った精子と卵子からできた受精卵を大切に!
男性は精子形成期間が約74日と言われているので、妊娠する3ヶ月以内に投与された薬剤が問題になってきます。
2ヶ月(4〜7週目)
月経の遅れとつわりの症状で妊娠に気づく人も多い時期ですね。
- 赤ちゃんの成長:体の基礎が急ピッチで作られます。7週目に入る頃には2頭身くらい。
- 赤ちゃんの大きさ:約2~3cm 体重 約4g
- ママの体の変化:妊娠の兆候(月経遅れ・つわり)を感じたら病院へ行きましょう。
アドバイス:激しい運動や喫煙・過度のアルコール、薬などの刺激は避けて、体をいたわりましょう。
危険度5
3ヶ月(8〜11週目)
赤ちゃんの心拍を確認できるかも!つわりがある人は最もつらい時期。
- 赤ちゃんの成長:3頭身に。鼻が高くなり、まぶたや頬、下顎、唇、爪ができてきます。
- 赤ちゃんの大きさ:約7~9cm 体重 約20g
- ママの体の変化:ホルモンの影響で色素沈着し、乳輪や乳首が黒ずんでくることも。
アドバイス:妊娠届提出。母子健康手帳の交付を受ける時期。
ゆったりした服装、ローヒールで行動。パパはママの心と体の支えになってあげましょう。
8〜9週目で口蓋の形成。8〜12週目で外陰部の形成。でも、男か女かわかるほどはっきり見えないそうです。
危険度3
4ヶ月(12〜15週目)
おなかの膨らみがわかるようになり、流産の可能性も低下する。
- 赤ちゃんの成長:胎盤が完成!イエーィママの栄養がヘソの緒を通じて赤ちゃんに届くようになります。
- 赤ちゃんの大きさ:約16cm 体重 約120g(レモン約1個分の重さ)
- ママの体の変化:つわりがひと段落。胎盤が出来て安定期に入ります。
アドバイス:食欲が増す時期。必要以上に体重が増えると、お産の時に赤ちゃんが出づらくなります。塩分とカロリー控えめな食事を心掛けて。
危険度2
5ヶ月(16〜19週目)
心身ともに安定期に入ります。早い人は胎動を感じることもあります。
- 赤ちゃんの成長:皮下脂肪がついてふっくらし、髪の毛や眉毛なども生え始めます。動きも活発に。4頭身に成長。
- 赤ちゃんの大きさ:約25cm 体重約250~300g
- ママの体の変化:つわりが終わる人が多く、心身ともに安定。おなかや腰周りに脂肪がつき、胸も大きく妊婦らしい体つきになります。
アドバイス:お散歩をしましょう。良い運動とストレス発散に繋がります。静かな場所で赤ちゃんに話しかけてみましょう。
しかし、これからは赤ちゃんの機能を抑制する薬剤について注意が必要になる。いわゆる、胎児毒性です。胎児毒性は出産日に近いほど危険度が高いのでこの時期は
胎児毒性危険度低
6ヶ月(20〜23週目)
おなかが前にせり出して目立つようになります。胎動もハッキリと感じます。
- 赤ちゃんの成長:超音波で性別がわかることも。聴覚機能も発達し、ママの動脈の音が聞こえるようになります。
- 赤ちゃんの大きさ:約30cm 体重約600~700g
- ママの体の変化:子宮が更に大きくなり、おなかが前に出てきます。腰痛に気をつけましょう。
アドバイス:胎動を感じたらおなかを撫でたり、耳を当てたり、手を置いたりして、パパも一緒に胎動を感じましょう。体が疲れ気味の時は無理しないように。
胎児毒性危険度低
7ヶ月(24〜27週目)
胎動が強くなり、赤ちゃんの成長を実感できるようになります。
- 赤ちゃんの成長:おなかの外の音も聞こえるようになります。
- 赤ちゃんの大きさ:約35cm 体重約1,000~1,200g
- ママの体の変化:おなかが更にせり出して、ウエスト辺りまで膨らんできます。おなかや胸に妊娠線ができる人も。足のムクミや立ちくらみ、おなかの張りなどを感じるようになります。
アドバイス:赤ちゃんはママの心臓の音や外界の音がハッキリ聞こえるようになります。赤ちゃんと一緒に心地よい音楽を聞きましょう。
胎児毒性危険度中
8ヶ月(28〜31週目)
体重がぐっと増えて、赤ちゃんは生まれても胎外生活が可能になります。
- 赤ちゃんの成長:赤ちゃんの内臓の機能がほぼ完成し、早産になっても無事に育つ可能性が高くなります。赤ちゃんの動きはますます力強くなります。
- 赤ちゃんの大きさ:約40cm 体重約1,500~1,700g
- ママの体の変化:子宮が更に大きくなり、体重も増加。妊娠高血圧症候群にも気をつけて。激しい胎動や頻尿のため、熟睡できなくなる人もいます。
アドバイス:おなかが重くなり、疲れやすくなる時期。たくさん休憩を取りましょう。入院に必要な物を準備し始めるのも良いでしょう。
胎児毒性危険度中
9ヶ月(32〜35週目)
赤ちゃんの見た目はほぼ新生児と同じ!出産準備をしておこう!
- 赤ちゃんの成長:頭が下になる姿勢になる赤ちゃんが増えます。産毛(胎毛)がとれて、肌もピンク色になります。
- 赤ちゃんの大きさ:約45cm 体重約2,000~2,500g
- ママの体の変化:子宮底がみぞおち辺りまで上がってきて胃を圧迫。里帰り出産をする方は35週までに。
アドバイス:パパとママで赤ちゃんの名前など考えながら、2人の時間を楽しみましょう。様々なトラブルから、寝れなかったりしてストレスがたまるかもしれませんが、心地よい音楽・アロマテラピー・本を読んだりしてリラックスすることを心がけましょう。
- 胃は圧迫されて、むかつき・食欲不振
- 心臓・肺が圧迫されて、動悸・息切れ
- 膀胱が圧迫されて、頻尿・尿もれ
- 腸が圧迫されて、便秘・痔
- 下半身の血管が圧迫されて、足のつり・ムクミ・静脈瘤など
赤ちゃんの位置も定まり動けるスペースも少なくなるので、胎動は減ってきます。胎動よるトラブルは減って来ます。
胎児毒性危険度高
10ヶ月(36〜39週目)ー臨月ー
出産カウントダウン!いつ生まれても良いので、準備を整えましょう。
- 赤ちゃんの成長:体全体の機能が成熟し、産まれる準備が整います。
- 赤ちゃんの大きさ:約50cm 体重約3,000g
- ママの体の変化:出産が近づくにつれて赤ちゃんは子宮口に向けて降りてくるので子宮全体の位置が下がり胃がスッキリし、食欲が戻る方も。食べ過ぎ注意!それと胎動が減る人も。入院準備や赤ちゃんを迎える準備を。
アドバイス:出産には体力が必要です。栄養バランスの良いものを食べて、力をつけておきましょう!お産は母子の共同作業。「もうすぐ会えるからね」と赤ちゃんに声をかけてあげましょう。
胎児毒性危険度高
補足・まとめ

- 改めて言っておきたいことは、めでぃすけの体験談では無いということ!
- 催奇形性は体の器官形成が盛んな妊娠4週〜15週末までで、この期間内では薬剤などの催奇形性の確率は徐々に少なくなっていく。サリドマイドによる胎児奇形はこの時期に起こったものです。
- 胎児毒性は、薬剤による催奇形性はないが、赤ちゃんの機能を抑制する薬剤に注意。これは、妊娠16週〜分娩までで、出産日に近いほど徐々に危険度が高くなります。痛み止めなど(NSAIDs)で赤ちゃんの動脈を閉鎖する可能性が出て来るので注意が必要になってくるのもこの時期です。貼るタイプの痛み止めも注意だったり、禁忌の薬もあるから注意してくれよな!っな!!
- 安定期は妊娠5〜7ヶ月くらいからですが、4ヶ月からというドクターも。しかし、2割の方で安定期がない人もいるみたいです。流産の約9割が安定期に入る前に起こっています。
- 逆子体操は一般的に妊娠30〜32週で行われます。逆子体操をする時は、かかりつけ産婦人科医に相談を。
ながなが書きましたが、生命の誕生についてはこんなもんでは不十分だと思っています。しかし、イメージする要素は盛り込んだつもりです。
妊婦の方やこれから妊婦になる方、そのご家族の方は色々不安になることが多くなる時期でしょう。
そんな心に付け込む情報やビジネスが世の中にはたくさんあるので冷静に考えて、判断してください。医療・薬の効果だって100%ではない中、宗教的な情報なんてもっと確率が低いに決まってます。
薬や注意すべき食品だって、摂取したからと言って必ず副作用や催奇形性が起こる訳ではありません。あまりストレスを溜めずに健康に気をつけてください。困った時は相談のります。
〜アメリカの調査〜
明らかな先天異常(催奇形性・代謝異常など)の頻度は全分娩の2〜4%を占めていて、その65〜70%が原因不明、25%が遺伝的要因、3%が染色体異常、3%(1〜5%)が母体の環境的要因(薬剤、放射線、感染など)によるものと言われています。
つまり0.02〜0.2%の確率で母体の環境的要因が影響しているということ。
しかし、先天異常の原因の中では、薬剤の占める割合は高くないが、他の原因と比べると人為的に避けることが可能なので、色々注意しましょうということ。
薬剤師の方は更に詳しく知らなきゃいけない妊娠中の疾患、妊婦禁忌・注意の医薬品や、いざという時にオススメできる医薬品・食品いろいろあるので、ともに頑張りましょう!
