今年も虫さん達こんにちは!
めでぃすけ(@Medisuke_tw)です。
ドラックストアではそろそろ、花粉から水虫や害虫対策商品が店頭に並ぶ時期になってくるのでは。
そんな中、先日幕張メッセで毎年開催されているドラックストアショーに行ってきました。
アジア最大級のドラッグストア関連商品の展示会に行ってきました。今年は2日間じっくり楽しんだ。
多くの新商品・注目商品を試したり勉強してきた。気になったオススメ商品は今後ブログで紹介してきますよ〜
業界関係者で入るとサンプルの量が半端ないね^_^ pic.twitter.com/uTggWLT3rz
— めでぃすけ (@Medisuke_tw) March 20, 2018
そこで、以前から気になっていた巷ではすでに話題のアノ虫よけ商品について、害虫達の大敵メーカー『フマキラー』さんにしっかりお話を聞いてきました。
私が今2018年、最もオススメする巷ではすでに話題のアノ虫よけ商品とは、
フマキラー 天使のスキンベープ プレミアムシリーズです。
こいつらかわいい顔してイイ仕事するんすよ!
理由その①:安全性が高い
今まで虫よけの主力は『ディート(DEET)』という成分でした。
しかし、これからの時代天使のスキンベープ プレミアムシリーズの有効成分『イカリジン(Picaridin)』になってくると思うんですよね!
ディートとは
ディートは12%未満のものは医薬部外品、12%以上は医薬品として扱われています。
海外では高濃度のディート剤はたくさんあります。
高濃度になれば効果が強くなるのではなく効果の持続時間が延びます
※濃度以外で持続時間を延ばしている商品もあり(サラテクトクールや無香料など)
ただ、ディートは欠点が多くその一つに有害事象もあり、用法・用量に関する注意があります。
ディートを含有する医薬品及び
医薬部外品に関する使用上の注意
- 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること。
- 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・6か月未満の乳児には使用しないこと
・6か月以上2歳未満は、1日1回
・2歳以上12歳未満は、1日1~3回 - 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないこと。万一目に入った場合には、すぐに大量の水又はぬるま湯でよく洗い流すこと。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けること。
2016年にはディート濃度の規制が12%から30%まで引き上げられ、ディート30%の商品には使用上の注意に、
ディート30%医薬品の使用上の注意
- 12歳未満の小児には使用しないこと。
となっています。
それだけディートという成分は注意が必要な成分なんですね。
以下はwikiより
※使用に際してアメリカ疾病予防管理センター (CDC) では次のことを推奨しているみたいです。
- 飲んだり吸入したりしないよう注意が必要。
- 特に乳幼児に対し使用する場合は手のひら、顔(特に目、口)を避ける。
- 乳児は、大人の手のひらで薄く延ばし、これを塗る。
- 子供同士で虫よけ剤を塗ったりスプレーしたりさせない。
- 衣服へ塗る場合、内側(皮膚に直接触れる部分)へ塗布しない。
- 長時間塗ったままにしない。子供で約4時間、大人で約8時間程度を目安とする。さらに長時間の使用が考えられる場合は、濃度の低いものを使用するか、薄く塗る方法をとる。
- 帰宅後など、昆虫に接触する機会から離れた場合は速やかに石鹸などを使い、洗い落とす。
- 虫よけ剤は子供の手の届かないところへ保管する。
- 夏場など、日焼け止めと併用する場合は、日焼け止めを最初に塗りその上に虫よけ剤を塗る。
※補足で、ディートの濃度5%では約90分、100%では10時間虫よけ効果が持続する。従って「繰り返し」塗る必要がある。
製剤中のディート濃度は日本では最高で30%である(国によっては80%以上のものがあり、これを脚につけたら車のシートを溶かす可能性のあるレベルである)。ディートは多くのプラスチック、レーヨン、皮革に影響を及ぼすが、綿、毛糸(羊毛など)、ナイロンには影響を及ぼさない。
イカリジンとは
1980年代にドイツで開発された虫よけ成分。
現在、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアなど様々な地域で製品化されていて、欧米などでは一般的に使われている成分です。
日本では、2015年に初めて金鳥が『イカリジン』を配合した製品の製造販売承認を取得したみたいです。
今までのディートに比べ安全性がかなり高いので、肌にやさしく、年齢や回数の制限等がないので小さなお子様から使えるんです。
夏場、汗で薬剤が取れてもイカリジン製剤なら何度も塗ることが可能です。
安全性の高さから、医薬部外品扱いです。
2016年にディート濃度の規制が30%まで引き上げられたのと同時に、イカリジンも5%から15%に引き上げられました。
しかし、安全性が高いので医薬部外品のままです。
医薬部外品のイカリジンより、医薬品のディートの方が強いんじゃないの?
理由その②:確かな効果
安全性の高いイカリジンですが、効果もお墨付き!
- ディート10%とイカリジン5%は同等の効果(約6時間持続)
- ディート30%とイカリジン15%は同等の効果(約6〜8時間持続)
ここで言う効果とは、虫よけ効果と効果時間です。
イカリジンも濃度を上げると、効果の持続時間が延びるのです
2018年4月現在、イカリジンの最高濃度15%配合製品は少なく、金鳥のお肌の虫よけ プレシャワーPROと、フマキラーの天使のスキンベープ プレミアムシリーズのみしか私は知りません!
しかし、今のところ効能としては、
ディートは蚊・ブユ(ブヨ)・サシバエ・アブ・ナンキンムシ・ノミ・イエダニ・マダニ・ツツガムシに効果がありますが、
イカリジンは蚊成虫・ブユ(ブヨ)・アブ・マダニにしか効果がありません。
ただ、蚊に効けば良いですよね。
昨今のデング熱、ジカ熱(媒介:ヒトスジシマカ、ネッタイシマカ)やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)(媒介:マダニ)にも対応しているので安心です。
理由その③:使用感
ディート製品は一般的に虫よけ特有のニオイがあります。
なので、ニオイを抑える工夫をしている商品が多くあります。
イカリジンはその虫よけ特有のニオイがありません。
それに天使のスキンベープ プレミアムシリーズはラインナップが豊富ですので、目的・用途・好みに合った剤形がきっと見つかります。
エアゾールタイプ
パウダー入りのエアゾールタイプはベタつかず、サラサラ感が夏にピッタリ!
ミストタイプ
舞い散りが少ないミストタイプは、潤水成分ヒアルロン酸Na配合で、お肌にしっとりとなじみます。
旅行のお供にもオススメサイズ。60mlのミストタイプは機内にも持ち込めますし、何と言っても携帯に便利!
海外旅行にもオススメです。
ジェルタイプ
新発売のこのジェルタイプ!ジェルなのでもちろん舞い散りゼロ!
潤水成分ヒアルロン酸Na配合で、お肌にしっとりなじむやさしい使い心地。ベビーソープの香りで、虫よけを塗るのを嫌がる子供でも気持ちよく使えます。
ミニサイズで携帯に便利!
まとめ
今回は蚊・ブユ(ブヨ)・アブ・マダニに対する虫よけの話でした。
最後にフマキラー 天使のスキンベープ プレミアムシリーズをオススメする理由をまとめます。
- ディートフリーなので、小さなお子様から使える。1日に何度でも使える。
- イカリジン15%の確かな効果と効果時間(最大8時間)
- 数少ないイカリジン高用量の商品で、唯一ラインナップが豊富。(特にジェルタイプ)
おそらく今後イカリジン15%は主流になるでしょう。
そして、海外ではイカリジン15%以上の虫よけ製品が存在するので、今後厚生労働省はイカリジン濃度の承認をもっと引き上げてくると思います。
ディートの30%まで引き上げと、イカリジンの15%引き上げは、昨今のデング熱、ジカ熱(媒介:ヒトスジシマカ、ネッタイシマカ)やSFTS(重症熱性血小板減少症候群)(媒介:マダニ)の脅威に、厚生労働省が各メーカーに、
承認とか事務手続き早くするからさぁ
ってことらしいです。
私は、アフリカにディート30%を持っていきました。
理由は、シーズンオフだと店頭には主流のディート製剤ばかりだから・・・
今後変わってくると思いますが。